河北省張家口市と北京を結ぶ全長約174キロメートルの高速鉄道プロジェクトは、すでに国からプロジェクト立ち上げの認可を受け、年内の着工を予定している。2017年に開通すると、北京から張家口までの所要時間はわずか40分に短縮される。新華網が報じた。
張家口市の2022年冬季五輪招致を担当する張春生氏は26日、「張家口と北京を結ぶ交通手段の便利さが、五輪招致の強力な武器となる。京蔵(北京-チベット・ラサ)高速道路(G6)、京新(北京‐新疆ウルムチ)高速道路(G7)、国道110号線(G110)が、220キロメートル離れた両都市を結んでいる」と話した。
高速鉄道の完成により、張家口の「首都1時間以内経済圏」への参入が飛躍的に加速する見込み。京張高速鉄道は、開通後、旅客輸送が中心となり、旧京張線が引き続き貨物輸送を受け持つことになる。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年1月29日