2013年2月19日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:57 Feb 19 2013

900万人が帰省 春節の北京は「空っぽの街」に (3)

2月7日、建外SOHO

 ○姿を消した生活の「便利さ」

 春節連休の7日間、北京はまるで操作スイッチがオフになった「巨大機械」のようだった。屋台で揚げパンや豆乳を食べることはできず、新鮮な野菜は手に入らず、宅配便の配達員も来ない。地方出身者は、大晦日前後に大挙して里帰りし、残った北京地元民の生活の細部がことごとく変わる羽目になり、不便この上なくなった。彼らは、この不便さに、その後の数日間、我慢しなければならなかった。

 小さな商店が休業したことで、市民はかなり困った。大晦日の数日前から、団地近くの朝食屋台が全てお休みになった。朝食屋台を営む人の多くが地方出身者で、早めに帰省し、旧正月が明けても、なかなか営業を再開しない屋台もあった。団地に住む高齢者は、連休中ずっと、毎朝食べ慣れた豆乳、揚げパン、中華まんじゅう、ワンタンなどを食べることができなかった。

 宅配便やテイクアウトの配達員も休み、「使い走り」をする人がいなくなった。若い人がショッピングサイトで商品を買物しても、商品が配送されるのは連休後と、長い間待たざるを得なかった。家で食事したいと、レストランからの食事宅配サービスを注文しても、1、2時間待つのはザラで、ひどいケースでは、人手不足のため、受注後に宅配をキャンセルするレストランもあった。

[1] [2] [3] [4]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古