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中国で産後ヘルパーが人気の職業に 料金も高騰

 中国で「月嫂(ユエサオ)」と呼ばれる産後ヘルパーの料金は、2、3年前の浙江省杭州市では1カ月約4000元(約6万4千円)だったが、今年に入り、その額が5-6千元(約8-9万6千円)にまで高騰している。もし豊富な経験を持つ月嫂を雇うとなると、その額はさらに高くなり、1万元(約16 万円)を超える場合もある。このような現状を背景に、月嫂になる80年代生まれの若者が増加している。銭江晩報が報じた。

 そんな中、高収入の仕事が少ない現状が月嫂業界の人気に火を付け、80年代生まれの女性が競って月嫂になろうとしているという内容の書き込みが14日、中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」上に登場し話題となり、ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

 以下はネットユーザーのコメント。

 「現在、月嫂や子供の世話をする家政婦の月收は多くの男性よりも多い。つまり、この仕事にはより大きな価値があるということ」「ほかの資格を取るより、月嫂の資格をとっているほうがいい」

 「赤ちゃんが生まれたばかりで、家族で月嫂を雇うかどうか話し合っていたところ。お母さんは『私より心をこめて世話できる人はいない』というし、旦那は私を『甘ったれ』というし、父親は口を出さない。経験豊富で専門的な知識を持った人が赤ちゃんと私の世話をしてくれたらと、真剣に思う」

 「うちの月嫂から昨日、『月嫂の資格を取ったばかりの親戚がすぐに双子の赤ちゃんの世話を頼まれた。でも本当にできるか心配だから、ここに連れて来て練習させたい』と言われた。そして、来たんだけど、最も基本的なおむつの交換もできないし、ミルクの後にゲップをさせる方法も知らないのを見て、目が点になった。彼女の雇い主がかわいそう」。(編集KN)

 「人民網日本語版」2013年5月16日

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