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李娜選手がウィンブルドンの準々決勝に進出


 北京時間の1日、ロンドン・ウィンブルドンで行われた女子シングルの試合で、第6シードの中国の李娜選手は6-2、6-0でイタリアのロベルタ・ビンチ選手を破り、準々決勝に進出した。

 現在世界ランキング11位のビンチ選手は強い実力を持ち、李娜選手と同様、今大会での優勝入りの可能性が伝えられ、ここ数年の女子ダブルスでは大きな活躍を見せていた。ビンチ選手とサラ・エラニ選手はダブルスで現在世界ランキング1位、2012年の全仏オープンと全米オープン、2013年の全豪オープン女子ダブルスで優勝している。

 もっともこのよく知る対戦相手に対して李娜選手は安定したゲームを見せた。これまでの対戦で3戦全勝という成績だったのみならず、一回ごとの苦しい対戦で自分を証明してきたためだろう。李娜選手のコーチ、カルロスコーチが李娜選手に植え付けた闘争の理念が役割を発揮し、李娜選手は試合で闘士のように全力をふるい、対戦相手に付け入る隙を与えなかった。

 試合の序盤で李娜選手は5-0とリードし、その後は6-0で第2セットも下した。統計データを見ると同ゲームは圧倒的な勝利で、ビンチ選手が4回のチャンスのうち1回しかものにできなかったのに対し、李娜選手の第1サーブの成功率は86%に達している。

 この勝利で李娜選手は3回目のウィンブルドンのベスト8入りを果たし、自分のこれまでの女子シングルにおけるベストな記録を更新した。準決勝進出をかけた次の試合ではポーランドのアグニエシュカ・ラドワンスカ選手と対戦する。

 4回戦の別の試合では、第1シードの米セリーナ・ウィリアムズ選手が1-2でドイツのザビーネ・リシキ選手に破れ、ベスト8進出を果たせずに終わった。

 今回のウィンブルドンの8強選手のうち世界ランキングトップ10の選手は李娜選手、ラドワンスカ選手、ペトラ・クビトバ選手のわずか3人となっている。(編集YH)

 「人民網日本語版」2013年7月2日

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