中国、ネット上で「徹夜最高記録」が話題 点滴しながら夜中に仕事も
多くの人に「徹夜歴」があるもので、徹夜の原因もさまざまだ。「微博(ウェイボー・ミニブログ)」上でこのほど、多くのネットユーザーが自身の「徹夜最高記録」を投稿し話題になっている。投稿しているネットユーザーは、残業族や勉強熱心な学生、さらに単に「夜型」の人などさまざま。これら「徹夜族」の1つ1つの記録に驚かされ、「体は大丈夫?」と心配になる。重慶商報が報じた。
徹夜で仕事、4日で睡眠8時間も
あるネットユーザーは最近、「36時間ぶっ通しでよく仕事をする。最高で20日連続で夜勤だった。10日間で睡眠時間が20時間以下だったこともある」と驚きの残業歴を投稿した。しかし、「徹夜最高記録」を見てみると、このような経験をしたことがある人は決して少数派ではない。
環境デザイナーの江さん(女性)を取材したところ、「一番ひどい時で、4日連続で早朝5時まで残業した。2時間寝て、起きるとまた仕事だった」と徹夜歴を教えてくれた。「設計図を描くのが仕事で、納期に間に合わせるため急がなければならないこともよくある。多くのクライアントは要求するクオリティが高く、しかも早く仕上がることを望む。でも設計図を描くのはそんなに簡単なことではない。いかに美しい景観にするかを真剣に考えると同時に、一つ一つの寸法を正確に計算しなければならない。そして、仕上がった後も、クライアントの要求に基づいて何度も訂正しなければならない。体調を崩し、点滴を打ちながら徹夜で設計図を描いていたことが何度もある」という。
徹夜で勉強する学生
ネットユーザーの中には勉強熱心な学生も少なくなく、「夜の電気の下で勉強して初めて良い成績が取れる」と語っている。しかし、徹夜の勉強も決して楽なことではない。安徽省のあるネットユーザーは、「卒業論文を書いていた時には、2時間しか寝られないこともしょっちゅうだった。論文提出日の3日前はほとんど寝られなかった!」とし、「卒業論文の制作は『持久戦』。特に論文の質疑に答える日の前の数日間は、ほとんどのクラスメートがフラフラになるほど忙しかった。順調に卒業できるかは、卒業論文にかかっている。油断している人なんていない。何日も眠らず休まずが続き、私も体が持たず、歩くのもフラフラになった」と語っている。