春分の伝統的な遊び「立蛋(卵立て)」を楽しむ山東省棗庄市の小学生。春分の季節になると、中国の多くの地域で「立蛋」バトルなどが開催される。 |
21日、二十四節気の4番目・春分を迎えた。各節気を迎えるたびに、時の流れの速さを感じる。二十四節気では、立春(今年は2月4日)から立夏(今年は5月5日)の前日までが春となり、春分はちょうどその中間に当たる。同日、太陽の黄経が0度になり、太陽は赤道をよぎって南半球から北半球に入るため、南半球と北半球の昼夜の長さが同じになるだけでなく、各地の昼夜の長さがほぼ同じになる。北京晨報が報じた。
20日、北風の影響で空気は澄み、北京市内には待望の青空が広がった。そして、日没には息をのむような夕焼けが広がり、「北京でもこのような景色が見られるのか」と多くの人が感慨にふけった。
21日、北京の気温はさらに上がり、最高で20度になる見通し。空気も澄み、換気や洗濯には絶好の日和となる。気持ちのよい天気は週末も続く見込みで、22日の予想最高気温は22度、23日は19度。春を感じる最高の天気になりそうだ。
ただ、気象専門家は、春分の季節は湿った空気の活動が活発であることに加え、寒気もまだ頻繁に到来するため、三寒四温となるほか、昼夜の温度の差が激しくなり、温かいと思って薄着になると、風邪をひいてしまうことが多いと注意を呼び掛けている。この季節は、休息を十分に取り、規則正しい睡眠の習慣を保つことが大切だ。そのほか、窓を開けて換気をしたり、外に出て運動することも必要だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年3月21日
春分の伝統的な遊び「立蛋(卵立て)」を楽しむ山東省棗庄市の小学生。春分の季節になると、中国の多くの地域で「立蛋」バトルなどが開催される。