○オーストラリア政府、「救援調整センター」をパースに設立
オーストラリアのアボット首相は30日午前、「MH370便救援調整センター」を新たに設置、前国防軍最高司令官のAngus Houston氏をセンター長に任命した。
アボット首相は、「オーストラリア政府は、あらゆる可能性を模索し、全力の限りを尽くす方針だ」と強調、「捜索活動を継続し、乗客家族や世界中の人々のために事件の真相を解明するべく尽力する」と語った。
30日、オーストラリア海事安全局による統一采配のもと、オーストラリア・中国・日本・韓国・米国・マレーシア6カ国の空軍機7機とオーストラリア民間機2機、計9機の飛行機が空中からの捜索活動を行った。
同日の空中からの捜索活動で、オーストラリア海事安全局は、「浮遊物を発見した」という報告を各捜索機から次々と受け取った。だが、海上で捜索活動を続ける艦船がこれらの浮遊物を確認し、引き揚げるまでは、MH370便の機体の一部であるかどうかは確定できない。
マレーシア航空は30日に声明を発表、「政府が、捜索チームが発見した物体がMH370便の一部であると正式に発表した時点で、乗客家族のパース行きのための手配を行う。また、家族に対するケアを行うため、パースに家族支援センターを設立する」との方針を明らかにした。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年3月31日
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