オーストラリア海事安全局は30日夜、「今日の捜索活動で新たな手がかりとなる物体は見つからなかった。艦船2隻が29日に引き揚げた物体は、不明機とは関係がないことが確認された」と発表した。人民日報が報じた。
極地観測船「雪竜号」を含む中国の艦船8隻は30日、インド洋南部に設けられた新たな捜索海域で合同捜索活動に携わっている。
○在マレーシア中国大使と政府作業チーム代表、現地入りした乗客家族を見舞う
黄惠康・在マレーシア中国大使と中国政府共同作業チームの代表を務める外交部(外務省)領事司の郭少春・副司長は30日、この日にマレーシア入りしたMH370便乗客の家族の一部を見舞い、慰問の意を表した。また、マレーシア側との協議を進めた。
30日にマレーシア入りした家族は計29人。彼らは、「事件の真相を知るためにマレーシアにやって来た。マレーシア政府に対して、冷静な態度で我々の気持ちを訴えたい」と述べた。
マレーシア側は、家族に対して詳しい状況説明を行うことを約束した。