初めての「待機ファストフード」を購入する張さん。 |
海口市秀英時代広場にある馬牙古拝さんの蘭州牛肉麺店では7日午前、「待機ファストフード」活動を開始した。中国新聞網が伝えた。
「食事に来たお客は支払い時に8元多くはらうだけで『待機ファストフード』を購入することができる。このお金は店が蓄えておき、必要な人に無料で食事を提供する」。同店店長の馬牙古拝さんが記者に語ったところによると、その日はすでに59セットが購入されたという。
「普段、ホームレスや物乞いの人が店の入り口に来るのを見ると、数元を与えるだけだが、今後は彼らに『待機ファストフード』を食べさせてあげることができる」。馬牙古拝さんは、購入してくれた人の心を裏切ることなく、支援が必要な人を助けたいと語る。
「待機ファストフード」は微博(ウェイボー)利用者@陳里さんが昨年4月12日に「待機ファストフード」公益活動として考案して以来、現在までに全国の30都市以上、200店以上が参加している。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年4月9日