ファレンさんが作ったハイテク・キャンピングカー。 |
米・カリフォルニア州に住むある高齢者が巨額を投じて、豪華なハイテクのキャンピングカーを作り出した。彼はこの車を運転して、4歳の娘と世界一周旅行をしたいと考えている。広州日報が英国メディアの10日付報道として伝えた。
このキャンピングカーは長さ9.5メートル、高さ3メートルで、先進的な設備の運転席の他に、環境に配慮した寝室や台所も具えている。車内のエネルギーと食物備蓄は3人家族が2000マイル(約3220キロメートル)走行するのに十分だという。強化タイヤを使っているため、悪路や様々な地形でも走行可能で、特殊なサスペンションにより45度の傾斜の斜面も登ることができる。
このキャンピングカーの運転席は驚くべきものだ。一連の先進的なタッチパネルが設置され、車輌全体に設置された22の多角度撮影カメラにより、自動車の状態や周りの環境をリアルタイムに制御でき、また赤外線センサーで路面の温度も感知できる。また運転席は振動対策もなされている。
製作したファレンさんはこの車を4歳の娘の名前にちなみ「ケアラ・キャンピングカー」と名づけ、娘を連れてまずは米国を一周し、その後世界旅行をしたいと希望している。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年4月15日