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北京・天津間高速道路周辺のEV用充電施設予想図 |
北京市と天津市は今年、電気自動車(EV)が両都市間を何の障害もなくスムーズに通行できるよう、北京・天津を結ぶ高速道路にEV用充電施設を共同で建設する計画だ。新京報が伝えた。
北京と天津はともに、個人による新エネルギー車の購入を奨励する政策を発表している。両市を往来するEVが今後ますます増えてくることを踏まえ、EVの充電インフラに関する問題がクローズアップされている。天津市科学技術委員会の李彭越・チーフエンジニアは、この問題について、「両市を結ぶ高速道路周辺における充電施設の共同建設計画をさらに推し進め、純電気自動車が両市間を何の障害もなくスムーズに運行できることを目指す」とコメントした。
天津電力公司の担当者は、「北京・天津・塘沽高速道路の2つのサービスエリア(徐官屯および東麗)に、EV用充電施設を建設する計画がスタートしており、現地の測量調査が現在進められている。今後、EVの台数が増加するにつれ、時機を見計らい、充電施設を増やしていく計画だ」と述べた。
北京・天津両市は現在、具体案の作成段階にある。両市は統一管理体制にもとづき、往来する新エネルギー車向け充電施設ネットワークの拡充を進めていく。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年4月14日
電気バスのバッテリー交換のため、機器を操作する作業員(4月3日、天津市海泰EV充電施設)
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