半数以上が読書が少ないと自覚
同調査の中国の成人の自分の読書量に対する評価のうち、「とても多い」と感じていたのはわずか1.2%、「比較的多い」と感じていたのもわずか8.4%だった。そして、37.6%が「普通」と答え、52.8%が「とても少ない」、または「比較的少ない」と答えた。
このように、中国の成人の5割以上が、自分の読書量が少ないと感じている。また、6割以上が、地元の関連の政府機関が読書関連のイベントを企画することを希望した。同比率は、12年に比べてやや低下している。
個人の読書の全体的な状況に関しては、21.0%が「満足」(非常に満足、または比較的満足)と答え、12年の19.1%からやや上昇した。一方、23.5%が「不満足」(比較的不満、または非常に不満)と答え、こちらも12年の22.8%からやや上昇した。そのほか、55.5%が「普通」と答え、12年の58.1%から低下した。
保護者は子供の読書を重視
同調査によると、同年、中国の未成年者の読書量は1人当たり平均6.97冊と、12年の5.4冊から1.48冊増加した。うち、14―17歳の教科書以外の読書量は8.97冊と、12年の7.96冊から1.01冊増加、9―13歳の同読書量は平均8.26冊と、12年の6.04冊から2.22冊増加、0―8歳の同読書量は平均5.25冊と、12年の3.85冊から1.40冊増加した。
0―8歳の未成年者がいる家庭のうち、子供と読書をする習慣が「ある」と答えた家庭が86.5%に達し、これらの家庭の親は1日平均23.87分、子供と読書していた。同数字は12年に比べると、やや減少している。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年4月22日