上海市14期人民代表大会常務委員会第12回会議が22日と23日に開催され、「中国(上海)自由貿易試験区条例(草案)」などが審議される。新聞晨報が報じた。
総合型立法である同草案は、同区の位置づけや特徴に基づき、半年の試験期間における▽ネガティブリスト管理モデル▽工商登記制度の革新▽貿易監督・管理制度の革新▽金融面の核心▽政府の監督・管理スタイルの革新――などの改革革新措置を列挙し、確認、整備を進めることを目的とする。同草案は9章、計60条にわたる。
同区では、年内をめどに、海外のゲーム機が認可を受け商用化される見込みだ。第一弾として同区に進出した中国のインターネットテレビ会社「百視通」は最近開催された業績説明会で、「当社とマイクロソフト社が提携して開発した『家庭用ゲーム・エンターテイメント』業務が年内に、認可を得、商用化される見込み」としている。
同社の陶鳴成・総裁は、「これまで、中国はゲーム機の販売に制限が設けられていたため、多くの人がオンラインゲームに注意を注いでいた。マイクロソフトが開発・販売する家庭用ゲーム機・Xboxをキャリヤーとし、機能の面で従来のテレビに大きな革命をもたらす。そうすれば、家庭用ゲームには、まだまだ発展の空間がある。Xboxの販売規模は、2流品のセットトップボックスなどより大きくなると予測している。コンテンツの面では、太極拳のような中国の伝統的な文化を取り入れる。テレビゲームの開発も検討している」と計画を語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年4月18日