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北京、年内にも「市民カード」発行へ

水道光熱料納付カードなど27枚が1枚に集約

 2014年04月11日07:49
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 北京市経済・信息(情報)化委員会の張伯旭・委員長はこのほど、「年内に、北京市民に『市民カード』を公布する計画だ。『市民カード』は、一体化カードとしての機能を段階的に備える予定で、水道料金支払いカード、電気料金支払いカード、北京市政交通ICカードなど27枚のカードの機能が、逐次『市民カード』に統合される計画。関連部門はカード発行準備作業を進めており、第3四半期(7月-9月)に全体計画案と実施基準が発表される。人民日報が伝えた。

 「多数のカードを持ち歩くのは厄介」「同一市内なのにカード1枚で事足りない」「カード変更手続きが煩雑」などの不都合から、社会保障・水道光熱費支払い・公共交通カードなど各種機能が一体化した「市民カード」の登場を待ち望む声が、ますます多くの市民から上がっている。張委員長は、「技術面から見て何ら問題はなく、1枚のカードに各種カードの機能を集約することは100%可能だ。銀行カード、社会保障カード、水道・電気料金納付カード、市政交通カードが全て1枚のカードに一体化できる。ただ、問題は、これら各種機能のバックグラウンドサービスが別々であるという点で、最終的な決済業務をどのように行うかという問題を解決しなればならない。解決のための鍵となるのは、カード自体ではなく、資源統合の方法にある。市政府関連部門は、年内の問題解決に向け取り組んでいる」と話した。

 張委員長によると、まずは一部カードの機能集約を行い、その後3年前後をかけて、段階的にカード集約作業を進め、正真正銘の「共通カード」誕生を目指すという。(編集KM)

 「人民網日本語版」2014年4月11日

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