河北省交通運輸庁、北京市交通委員会によると、北京市の通過交通による圧力を効果的に緩和するため、全長940キロにわたる「北京大外環」高速道路が2016年に全線開通する予定だという。新華社が伝えた。
莫大な数の通過車輌は北京の大気汚染や交通に大きな圧力を与えているが、「北京大外環」高速道路の開通後には、現在の通過車輌は徐々に北京の外縁地区に移ると見られる。
「北京大外環」高速道路は首都地区環線高速道路とも呼ばれ、張涿(張家口―涿州)高速、張承(張家口―承徳)高速、承平(承徳―平谷)高速、密涿(密雲―涿州)高速、廊涿(廊坊―涿州)高速などが含まれ、計画総距離は約940キロメートルにわたり、そのうち河北省部分は約850キロになる。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年5月5日