中国、来年は新たな成長源を模索 (3)
一部の部門はすでに、自部門の新計画を発表している。中国財政部の謝旭人部長は先週、来年は独占業界の給与調整を推進し、高所得者に対する調整を強化すると表明した。国有企業は株式市場の過半数の時価総額を占めており、既得権益の打破が生じるだろう。
経済の中堅、民間企業はより公平な競争環境に期待できる。これは民間企業がこの冬を乗り切るための、数少ない「プラスエネルギー」となるだろう。
中国は旧方式の「後遺症」に耐えなければならない。2008年以降、貿易・消費の疲弊を補うため固定投資が拡大されたが、これにより過剰投資と環境汚染が引き起こされた。太陽電池業界は現在も、進退窮まり苦しんでいる。白酒とヨーグルトの「事故」がもはやお馴染みになっているが、繰り返される食品安全問題は儲け主義と監督管理の不備を暴露している。
これらの問題を考慮すると、経済成長率の減速も悪いことではないかもしれない。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月24日
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