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ネットショッピング症候群 徹夜族、後悔族、のみの市族……

 夜11時から朝の5時にかけては、睡眠の最良の時間だ。しかし2283万人もの人が、この時間帯にネットショッピングを行っている。中国最大のオンラインショッピングモールのタオバオはこのほど、「ネットショッピング症候群報告書」を発表した。同報告書によると、人数が最多の「徹夜族」の他に、「後悔族(107万6000人)」など、12の「種族」が存在するという。例えば備えあれば憂いなしの「買いだめ族」は、必需品の1回の平均購入件数が59点に達する。また中古品を好む「のみの市族」は、毎日6000点以上の中古女性衣料品を譲渡している。広州日報が伝えた。

 データによると、夜11時から朝5時にタオバオを利用する人の数は2283万2000人に達し、「徹夜族」とされている。そのうち男性の比率が全体の48%を占め、多くの地域では男性の比率が女性を上回った。例えば広東省茂名市では、男性の数が女性を62%上回った。

 データを見ると、「後悔族」は驚異的な消費能力を持つ。彼らの年間消費額は5万元(約80万円)以上に、月間消費回数は10回以上に達する。タオバオが公表したデータによると、「後悔族」の年間平均消費額は16万元(約256万円)に、平均購入回数は538回に達し、2日に3回購入している計算になる。また商品の平均購入数は2万2148点に達する。一つの商品が占める面積が0.05平方メートルとすると、平均的な「後悔族」が購入する商品は、100平方メートルの家の11軒分を占めることになる。データを見ると、「後悔族」の67%が女性に占められている。そのうち25−34歳の若い世代の比率が最も高い。

 「のみの市族」は、譲渡と中古品の購入を好む人々だ。統計データによると、タオバオでは毎日90万人以上の「のみの市族」が取引を行っている。18−30歳の若者が中古品の取引に最も意欲的で、特に1線都市のホワイトカラーが主力となっている。意外なことに、高所得層の方が中古品を好むという。そのうち女性衣料品と携帯電話が、最も人気を集める商品となっている。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年5月13日

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