28日、東京消防庁北多摩西部消防署の石川署長(右)から感謝状を贈られる付鴻飛さん(左)(写真:東京消防庁北多摩西部消防署提供) |
在日中国人・付鴻飛さんが駅プラットホームから転落した人を勇敢に救助した善行が、日本の地元消防署から表彰された。人民網が28日付で伝えた。
北多摩西部消防署によると、日本時間昨年12月22日午前8時27分、東京都・東大和市の駅構内で、男性一人がホームから線路上に落ちた。目撃した付さんはすぐさまホームから飛び降り、現場に居合わせた他の乗客と一緒に、転落した男性を救助した。付さんの自身の身の安全を顧みず、転落者を勇敢に救助した行為を表彰するため、北多摩西部消防署は28日午前11時、署内で付さんに感謝状を贈呈した。
北多摩西部消防署員は取材に対し、付さんは感謝状を受け取った後、「あの時助けなかったら自分はきっと後悔していた。(転落された方が無事に助けられ)自分もとても安心している」と語ったことを明らかにした。署員はまた、付さんに協力し救助にあたった他の乗客を現在も探している、と述べた。
付さんは転落者を救助した後、名乗らずに駅を離れた。事故救助を担当した北多摩西部消防署は駅構内に救助者を探すポスターを掲示した。署員によると、付さんはおよそ1カ月後に情報を知った。家族と友人の薦めにより、付さんから消防署に連絡があったという。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年1月29日