時代の変化にともない、春節に「紅包(お年玉)」を贈るという伝統にも、科学技術の波が押し寄せてきた。国際送金企業・米ウエスタンユニオンの委託を受け、情報コンサルティング企業・上海速動市場信息諮詢有限公司(ARP:Avanti Research Partner)が行った調査によると、「電子紅包」は現代の華人にもっとも流行している現金を贈る手段のひとつとなった。京華時報が伝えた。
28日に発表された調査結果によると、中国国内で送金を受け取った回答者のうち、過半数(58.3%)は、「電子紅包」により直接銀行口座に贈って欲しい、と希望している。過去1年間、男性(56.8%)は女性(38.5%)よりも新年の「電子紅包」を多く受け取ったのが興味深い。
調査によると、送金をプレゼントとして受け取る際、もっとも一般的な理由は春節(47.9%)、次いで生活費(45.7%)、誕生日プレゼント(42.0%)、結納金(29.8%)、出産祝い金(26.9%)だという。
「電子紅包」を受け取ったことのある回答者のうち、過半数(58.3%)は、支払いプラットフォームを通じた送金受領よりも、「紅包」が直接自分の銀行口座に送金されるのを望んでいる。
今回の調査は、ARPが昨年12月、中国大陸の一級、二級都市在住の672人を対象にアンケートを実施した。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年1月29日