広州　新業態モデルパーク建設を計画

　各方面の注目を集めていた「広州市の新業態発展の加速に関する三年行動プラン」がこのほど可決された。広州市政府常務会議が明らかにした。同プランによると、新業態モデルパークの認定基準と新業態モデル企業の認定規定を早急に制定し、市内全体でパーク15カ所を建設する計画で、政策による支援、体制の刷新、機能の分配、産業の連携を通じて、主業務の売り上げが100億元（約1632億円）を超える一連の新業態の企業を重点的に育成し、一連の新業態企業の国内または国外での上場を推進し、珠江デルタ地域の新業態発展集積区と華南地域の新興産業集積イノベーションセンターの建設を基本的に終えることを目指すという。

　同市経済貿易委員会の王旭東主任によると、新業態には主に技術イノベーション、産業の融合、産業チェーンの整備、地域分業、企業の組織スタイルの変革が含まれる。新業態の発展基盤がバラバラであるという実際の状況を踏まえて、同市はロボット、電子商取引（eコマース）、現代型物流を優先的に発展させ、方針を定めて次の3つの行動を実施する。

　（１）工業用ロボット、融資・リースなどの優良な10の新業態で「強化チェーン行動」を優先的に実施し、国内トップレベルで世界一流の一連の産業クラスターを形成する。

　（２）自動車サービス、一括集積・一括請負など上り調子にある8つの新業態で「補助チェーン行動」を加速的に推進し、競争上の強みをもった一連の産業クラスターを構築する。

　（３）3Dプリンター、新エネルギー自動車など12の育成型新業態で「チェーン建設行動」をスタートし、産業規模が大きく集積水準が高い新興産業クラスターを育成・形成する。（編集KS）

　「人民網日本語版」2014年5月7日