2014年5月9日  
 

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スポーツ用品産業、生産高が2000億元を突破

 2014年05月09日10:47
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 「2013年中国スポーツ用品産業発展白書」が8日、武漢市で正式に発表された。データによると、中国の昨年のスポーツ用品産業の生産高が初めて2000億元(約3兆2632億円)を突破し、産業規模が記録を更新した。しかし業界の成長率は、3年連続で二桁に届かなかった。新華社が伝えた。

 中国体育用品連合会の統計データによると、昨年の中国スポーツ用品業界(スポーツウェア、スポーツシューズ、運動器具、その他関連用品の製造・販売)の生産高は、前年比7.8%増の2087億元(約3兆4051億円)に達し、GDPに占める比率は0.367%と前年より横ばいとなった。

 内訳を見ると、スポーツウェア・スポーツシューズの業績が低迷した。2013年の主要中国大陸ブランドのスポーツウェアの売上は23.2%減の118億6200万元(約1935億3900万円)、スポーツシューズは19.2%減の111億3600万元(約1816億9400億円)だった。アウトドア用品市場は依然として高成長を維持し、業界全体の売上が30.99%増の96億8000万元(約1579億3800万円)に達した。国内アウトドア用品ブランドの売上は50億2000万元(約819億600万円)に達し、引き続き海外ブランドを上回った。運動器具は増加と減少の二極化を示し、ボール類の売上は25.32%増の158億6900万元(約2589億1700万円)、フィットネス機器の売上は3.42%減の282億4100万元(約4607億7700万円)となった。

 同白書によると、中国スポーツ用品産業の規模は記録を更新したが、2011年よりコスト高騰、在庫拡大などの問題により、生産高の増加率は3年連続で一桁台にとどまっている。これはかつてスポーツ用品業界の「黄金の10年」を支えた成長モデルが、すでに産業の飛躍的な発展を促せなくなったことを意味する。革新をスタートラインとし、中核的な競争力を再構築することが、今後一定期間に渡り業界が取り組む重要な課題となる。

 同白書はまた、業界全体は積極的な調整を経て、すでに一定の回復の流れを示していると指摘した。これは一部企業の受注回復と、スポーツ用品上場企業がこのほど発表した業績報告書の好転によって示されている。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年5月9日

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