南昌で「中国式の道路横断」解決の新たな試み
南昌市関連部門はこのほど、「中国式の道路横断」による交通渋滞の問題を解決するために、「2段階の道路横断」の新たなモデル試行を初めて行うとあきらかにした。試行場所となる青山湖大道の十字路では11日、横断歩道上に柱が立てられた隔離帯が設置され、歩行者や自転車が「2段階の道路横断」を行うための安全地帯が確保されていた。
「2段階の道路横断」方式は英国で発祥したもので、現在は欧州諸国で広く普及している。通行人や自転車が1回の青信号で道路を横断しきる一般的な「1段階での道路横断」と比べて、「2段階の道路横断」は道路上に安全地帯を設置し、通行人の横断を2段階に分け、通行人が2段階に分けて道路を横断するようにしたものだ。
「2段階の道路横断」のメリットはいくつかある。第一に、1回の道路横断時間を短縮し、通行人が自動車道内にいる確率を低下させ、自動車との事故を減少させる。第二に、安全地帯を確保することで、特に高齢者や子どもなど敏速な行動がとれない人のために役立つ。第三に、道路横断の待ち時間を減らし、道路横断の機会を拡大し、信号無視の確率を減らす。第四に、信号の時間配分を充分に利用して時間や空間の資源を節約し、人や車の通行の効率を向上させる。南昌晩報が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年4月12日