新疆烏倫古湖 氷の山の風景
新疆維吾爾(ウイグル)自治区北部では4月に入り、気温が上昇している。阿勒泰地区福海県にある烏倫古湖では湖面の氷が溶け、氷の塊に亀裂が入り、ここ数日の強い風を受けて氷が互いに衝突、重なるなどして氷の山となり、多くの撮影愛好家が訪れている。
烏倫古湖は面積1000平方キロメートル以上で、毎年冬には厚さ約1メートルの氷で覆われる。春の3月や4月に氷が溶け始めると、割れて巨大な氷の塊になり、風の作用の下で互いにぶつかったり重なったりして、湖の岸の一方に積み重なり、最高で高さ10数メートルの綿々と続く山並みのような姿を見せる。気候条件の影響により、こうした風景は毎年見られるものではなく、自然の偶然で生み出される。氷の山が生じると、多くの観光客が訪れる。中国新聞網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年4月15日