園林博覧会の南寧園
南寧の文化は古くから「融合」の文化だった。6千年以上前の頂獅山文化から始まり、母なる川のヨウ江が南寧の寛容な性格を育んできた。南寧園区では地方言語の文字とインタラクティブな施設を運用して、親しみやすい南寧の文化的特徴を表現する。一種の開放的で寛容な精神であり、各民族の人が親密に交流して和やかな雰囲気を生み出している。園全体は「水」「都市」「人」の3つのエリアに分かれ、それぞれが南寧の「歴史、自然、人文」という融合の特色を表現している。「中国の緑の都市」と呼ばれる南寧は、その桃源郷のような景観を同園でも再現している。古い城壁と樹木をモチーフにした装飾の要素で、都市と森林とが融合した建築を表現すると同時に、城壁の上に南寧のランドマーク的建築物のシルエットや現地の地図などを彫刻し、独特の都市の環境を体現している。命の象徴であり、命の活力を表す緑色が、自然と都市との融合を表現している。南寧園では変化しながら上へと続く桟道が都市と森林とが融合した南寧の環境を表し、青レンガの壁が自然や調和、素朴な住環境を暗示している。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年5月22日