海南省の複数の旅行会社によると、春節(旧正月。今年は1月31日)連休期間中の海南観光ツアー価格は10%値上りしている。業界では、タイ旅行のキャンセルにより、春節連休期間中の海南観光が大きな人気を集めると予測されている。
海口の民間旅行会社市場部の楊文運マネージャーによると、マクロな観点から見ると、海南省はすでに観光シーズンに入っており、ツアー旅行のピークは4月まで続くと見られる。春節の連休期間中、一部の旅行会社は大晦日の南山でお線香を焚いて幸福を祈るオプションや、年越し料理のサービス、キャンディーやお年玉のプレゼントなど、島内観光商品を対象とする新春のイベントや付加価値サービスを行って新年のムードを盛り上げている。
映画「私人訂制」(パーソナル・テイラー)の上映後、ロケ地の海口騎楼、文筆峰、蜈支洲島などが注目を集め、旅行会社もこれらの観光地を含む「私人訂制」観光ルートを開発し、観光客の人気を集めている。
多くの旅行会社が例年の傾向をふまえて、観光旅行から徐々にレジャー旅行へと変わりつつある消費者のニーズに合わせて、春節連休期間中の個人旅行や自由度の高い旅行プランの商品を発売している。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年1月24日