行方不明となったマレーシア航空機の飛行経路を探すため、米コロラド州の衛星リモートセンシング企業「DigitalGlobe」はこのほど、クラウドソーシング・システムを稼働させた。消息を絶ったと思われる地域の衛星画像を公開、100万人が同社サイトを訪れることで「ローラー式」捜索の支援を仰いでいるが、成果は得られていない。12日にはサイト史上かつてないアクセス数で、一時ダウンした。
「DigitalGlobe」は世界最先端の商業用画像衛星を運営している。今回の航空機不明を受け、マレーシア航空370便の位置を追跡するため、緊急管理ブラウズサービス「FirstLook」を立ち上げた。時間的要求が過酷な世界の突発事件に対し、同サービスはインターネットを通じ、事件発生前後の衛星画像をすみやかに提供できる。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年3月14日
<特集>マレーシア航空機不明 中国人154人搭乗