2014年3月28日  
 

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中国産スマートウォッチが発表、バス・地下鉄の乗車がスムーズに (2)

 2014年03月28日11:30
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 ◆国産プラットフォーム、情報安全を保障

 世界IT大手のグーグルは3月19日、ウェアラブルデバイス向けプラットフォーム「Andriod Wear」を発表した。そのわずか一週間後にTickと同時に、その中核システムとなる国産ウェアラブルデバイス用プラットフォームも発表された。同プラットフォームの開発企業である北京元心科技公司によると、同社の100人弱の開発チームが2年弱の取り組みにより開発したウェアラブルデバイス用国産プラットフォームは、市場の大多数のウェアラブルデバイスが搭載しているAndriod(もしくはその改良版)と異なっている。同社のシステムは世界主流技術を採用し開発の道を切り開き、Linuxをベースに構築している。特にシステムの中核的な枠組み、情報安全の能動的保護の面で多くの自主革新を行い、独自の知的財産権を持つウェアラブルデバイス用プラットフォームとなっている。

 モバイルネットワークライフをより安全に楽しむことができるこのプラットフォームは、市民に大きな利益をもたらす。

 昨日開かれた発表会で、中国工程院院士の倪光南氏は、「十数億人の中国人がスマートウォッチやスマートグラスを利用するようになった時、そのシステムのすべてが海外メーカーから提供されるとなると、これほど多くの人口の日程、アドレス帳、身分などの情報がすべて把握され、危険ではなかろうか。中国ではスマート端末の利用者が少なくとも10億人は存在し、ウェアラブルデバイスが普及すればこの数値は数十億に激増するだろう」と指摘した。

 史董事長は、「国産プラットフォームはスマートウォッチの性能を改良し、バッテリーをより効果的に利用できる。市場で流通しているほとんどのスマートウォッチの場合、そのバッテリーは正常使用でおよそ1日半しか持たない。ところがTickは正常使用で、充電なしで約4日間使用できる。プラットフォームは今後さらにウェアラブルデバイス用アプリ開発キットを発表し、アプリ開発のハードルを下げ、多くのアプリ開発者を引きつけ、中国がウェアラブルデバイスのシステムを独自に開発する環境を形成する」と語った。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年3月28日

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