中国教育在線はこのほど、留学者の動向に関する報告(2014)を発表した。同報告によると、本科(4年生大学)以下の在学中の留学者が急増しており、特に海外の高校や中学に留学する人の数が増加の一途をたどっている。米国の私立高校に在学中の中国人留学生の数を例にすると、2005年の65人から、13年の2万3795人と、8年で366倍になっている。人民日報が報じた。
留学者の低年齢化が進む一方、海外の大学の修士課程に進む留学生の比率は顕著に減少している。海外の4年制大学に進む留学生の増加や海外の高校に通う留学生の急増に伴い、中国の高校の国際クラスが急速に発展を遂げている。同報告によると、現在、中国の留学産業の規模は約2000億元(約3兆3千億円)に達している。うち、言語学校が占める割合が多く、留学試験に備えるための塾の市場規模も約300億元(約283億円)に達している。 (編集KN)
「人民網日本語版」2014年3月26日