北京汽車集団は2013年、前年を202%上回る20万2千台を売り上げて年間計画を達成した。同集団はわずか2年で他のメーカーが5-7年かけて歩んできた道を走破し、自社ブランド車の販売台数の増加率で記録を更新した。人民日報が伝えた。
同集団の徐和誼董事長(会長)によると、自社ブランドを育てる場合、成功を急ぐのは禁物で、じっくり火を通すことが大切で、ちょくちょく蓋を開けてはいけない。同集団は技術水準を高めるため、09年末までにスウェーデンの自動車メーカーのサーブ・オートモービルがもつ中核技術の知的財産権を取得し、これには完成車プラットフォーム3カ所、2つのシリーズのタービン増圧エンジン、2種類のギアボックスが含まれるほか、研究開発、品質、管理、部品の組立、サービスなど一連の基準とシステムが含まれていた。同集団は約3年に及ぶ消化吸収やリイノベーションを経て、独自の知的財産権を備えた自動車プラットフォームと関連技術を研究開発するとともに、ミドル・ハイクラスブランド「紳宝」と一連の製品をうち出した。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年3月26日