マレーシアのナジブ首相は24日夜現地時間夜10時に緊急会見を開き、消息を絶っていたマレーシア航空MH370便は南インド洋で墜落したと結論付けた。また、マレーシア航空は、「乗客全員に生存者はいないと想定せざるを得ない」という声明を発表した。中新網が伝えた。
3月8日にマレーシア航空MH370便が消息を絶ってから今日に至るまで、さまざまな情報が錯綜し、憶測と否定が絶えず繰り返されてきた。調査や捜索過程においても紆余曲折が見られ、さまざまな疑惑が浮かび上がった。心が痛いのは、乗客が無事に戻ってくるという家族の祈りがその度に失望へと変わり、事件が解明されないまま、苛立ちと心配の中でこの間を過ごしてきたことだ。マレーシア機の「交信途絶」から「墜落」までの17日間、あらゆる人の祈りと希望は、哀しみや絶望に変わり果てた。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年3月26日