2014年1月22日  
 

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ドメイン名の解析異常、DNSモニタリングシステムの早期構築が必要

 2014年01月22日14:32
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 21日午後に全国のDNS(ドメインネームシステム)に大規模なアクセス不可が発生した。全国の大半のウェブサイトが、複数の地域・ネット環境からのアクセスを受け付けられなくなった。新京報が伝えた。

 ◆原因 米企業が関与か

 ネットセキュリティ専門家は、「今回のアクセス不可の原因は、サイトのドメイン名の解析ミスによるものだ」と指摘した。

 中国検索最大手の百度の技術者は、解析ミスには次のいくつかの可能性があると分析した。(1)ハッカーが海外のルートサーバーを攻撃し、中国国内のサーバーのドメイン名解析が影響を受けた。(2)データ伝送の過程で多くのノードを経由するため、ノードも攻撃目標になった可能性がある。しかしノードに対する攻撃ならば、今回の攻撃は特殊であった。ハッカーは売名目的でも利益目的でもなく、具体的な内容のないIPアドレスを設定した。(3)ハッカーが特定のサイトを攻撃した際に、経由したノードが多かったため、ノードに異常が生じ全国範囲に影響を及ぼした。

 その他にも、ハッカーが中国国内の通信事業者とネット検閲システムに攻撃した可能性、もしくは国内のネットワーク事業者が何らかの操作ミスを犯し故障につながった可能性もある。

 中国ネットセキュリティソフト最大手の奇虎360の関係者である董方氏は、「今回の故障は、世界のDNSのうち最高ランクのルートサーバー(計13台)の1−2台に問題が生じたことによる。しかし人為的な要素がある可能性が高く、サイバー攻撃を否定できない」と説明した。

 報道によると、各サイトの強制ジャンプ先となったIPアドレスは、米ノースカロライナ州のカリーに位置するダイナミック・インターネット・テクノロジー社のものであった。記録によると、このIPアドレスはサイバー攻撃を行ったことがある。

 ◆DNSモニタリングシステムの早期構築が必要

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