馬英九氏は18日、屏東農業バイオテクノロジーパークを視察した後、93歳の台湾籍元慰安婦、小桃さんを見舞った。 |
馬英九氏(台湾の馬英九総統)は18日、屏東農業バイオテクノロジーパークを視察した後、93歳の台湾籍元慰安婦、小桃さんを見舞い、小桃さんら台湾籍元慰安婦5人を自らのオフィスビルでの食事に招待した。また、日本の安倍首相による靖国神社参拝に自ら言及し、遺憾の意を表明した。台湾紙・中国時報が伝えた。
馬氏は先日も日本の高官による靖国参拝について「われわれは中華民族の一員であり、近隣国の歴史的な傷の痛みを顧みない日本政府の行動は理解に苦しむ。これは失望だけには止まらない」と批判した。
馬氏は2009年と2012年にも小桃さんを見舞っている。小桃さんは現在一人暮らし。以前は市場でヤシを売っていたが、体の具合が悪く、行動に不自由するようになったため、現在は隣近所に世話をしてもらっている。馬氏は小桃さんに腕時計、春聯、粉ミルク、スカーフ、2万台湾ドルを贈ったほか、小桃さんを含む台湾の元慰安婦5人を自らのオフィスビルでの食事に招待した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月20日