グーグルは毎年、その国でもっとも多く検索された問題を発表し、「なに」(what is)「なぜ」(why)「どのように」(how to)に分類する。これらの問題は、もっともリアルに人類の内心世界を構築しているといってよかろう。グーグルが人々がもっとも関心を寄せた話題と疑問を総括すれば、あなたが知らなかった他人の内心の奥底に埋もれた秘密が浮かび上がる。中国新聞網が伝えた。
日本ではこの一年、彼らの心身のストレスはほぼ誰もが大きく、ランキング上位10位の「どのように」のうち、4位は「どのようにすれば焦らないか」、6位は「どのようにすればしゃっくりを止められるか」、9位は「どのようにすれば不眠を治療できるか」、10位は「どのようにすれば除霊できるか」。ランクインした唯一の真剣な話題---「どのように投票するか」は5位だった。
一方で「どのようにタンスを綺麗に片付けるか」は問題とは言いにくい問題だが、日本人にとって8番目の困惑となった。
彼らの「なぜ」ランキングを見ると、その焦りの根源が理解できるかもしれない。大型台風、円安、「なぜ『チャイニーズ・タイペイ』と言わねばならないのか」---それから、常軌を逸している「猫がなぜモノをかむのか」。また「海水はなぜしょっぱいのか」となると、もはや哲学的範ちゅうに入っているだろう。
もっとも日本国民にはストレス解消法がある。彼らの最たる関心事はiPhoneでパズルゲームをいかに遊ぶか、2位はどのようにiOS7を更新するかだ。さらにドラマ3作も気がかりだった。中国でも放送され人気を集めた「半沢直樹」は、「なぜ」ランキングで「半沢はなぜ出向したのか」が2位。日本のみならず世界最長の海底トンネル「青函トンネル」に対する好奇心に次いでだった。
注目すべきは「マラソンはなぜ42.195キロなのか」との問題において、中国の「ジョギングブーム」が日本を席巻しているとは誤解しないでいただきたい。日本人は長距離走を世界でもっとも愛する民族だ。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年1月21日