午前8時21分:故宮角楼
午前10時6分:中山公園
午前8時33分:西長安街
午前10時7分:朝陽区実験小学校
午後3時57分:天壇公園
午後4時2分:天安門広場 7日間続いた煙霧が消え、北京の空にとうとう青空が戻った。一晩中雨が降り続いた翌朝、北京の空気はすっきりと澄み切った。27日朝、眼を覚ました北京の人々は、青空という「大きなプレゼント」を天から受け取った。誰もが、矢も盾もたまらずに外に出て、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んだ。どこの家も窓を開け放して風を通した。オフィスで働くサラリーマンでさえも、青空を映した写真をネット上にアップしたいという衝動を抑えられなかった。「こんにちは、青空!」が、青空の写真をアップするネットユーザー達の気持ちを代弁する合言葉となった。北京青年報が報じた。
縄跳び、フラフープ、けんけんぱ、バスケットボール・・・煙霧がすっきりと拡散した27日午前、北京の子供達は勢いよく教室を飛び出して校庭に向かい、新鮮な空気を感じながら太陽の下でさまざまなスポーツや遊びに興じた。北京朝陽区実験小学校1年の岳筱涵くんは、校庭に出ると大はしゃぎ、「長い間屋外で遊べなかった。今の気分は最高!」と満面の笑顔で話した。
北京環境モニタリングセンターの公式微博(ウェイボー)によると、27日午前7時、北京市内の全モニタリングサイトのAQI(大気の質指数)は1級(最も軽度)を示し、PM2.5平均濃度(1平方メートルあたり)をエリア別にみると、城六区(中心部)11、西北部10、東北部9、東南部7、西南部6だった。
北京気象部門は、今後の天気の見通しについて、次の通り予測している。
今回入って来た寒気団の移動速度はかなり速く、28日以降、市上空の西北気流は次第に西寄りの気流に変わり、地表も高気圧の後部に入る。28日の北京の天気は晴れのち曇り、可視度は27日ほどではなくなる。しかし、今後数日間は、寒気団が次々と北京にやって来るため、寒気団の切れ目には可視度がやや低下するものの、煙霧が続く可能性は低い。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年2月28日