2014年5月12日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

Apple新浪騰訊人民微信RSS
人民網日本語版>>科学技術

復旦大学、紫外線LED光硬化システムを開発

 2014年05月12日14:28
  • 分かち合うへtwitter
  • 分かち合うへyahoo
  • 分かち合うへsina.com
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com

 復旦大学光源・照明工学部はこのほど創設30週年を迎えた。同学部の張善端・副学部長が率いるチームは、10kW高出力紫外線LED光硬化システムを開発した。同システムは塗料を鉄よりも硬くすることが可能で、関連技術の産業化が進められている。科技日報が伝えた。

 合成木材・木板業界において、同システムは新型感光塗料と結び付き、品質を高めることが可能だ。木目化粧紙に塗料をぬり、LED照射で硬化させると、硬度が鉄を上回るようになる。こうして作られた木目化粧紙は、ナイフでも跡をつけられない。この不思議な特性は、同チームが窒化アルミニウムの高い熱伝導率と絶縁の特性を利用し、「サンドイッチ構造」の窒化アルミニウム・銅板集積パッケージング技術を開発したことにより得られた。電流密度はソルダレベリングの10倍以上に達し、パッケージング後の紫外線LED光源モジュールの電力密度は1平方センチ当たり20−500Wに達する。これは世界先進水準の放射照度だ。同技術の誕生により、紫外光硬化業界を再構築する条件が備わった。開発に成功した同システムは、企業との協力を通じ市場に進出しようとしている。同技術は印刷業界、家具業界でも幅広く活用できる。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年5月12日

関連記事

コメント

最新コメント