米国誌「プリベンション」はこのほど、コーヒーやタバコなどの助けを借りずに速やかに頭をすっきりさせる7つの方法を紹介した。生命時報が伝えた。
▼ガムを噛む。ガムは口臭をすっきりさせるだけでなく、脳を目覚めさせてくれる。英国の2012年の研究によると、ガムを15分噛むと心拍数が上がり、脳の血流が増加すると同時に自律神経を刺激して、警戒心が高まるという。研究者は、ミント味がよいとアドバイスしている。
▼全粒穀物を多く食べる。炭水化物は血糖値を速やかに引き上げ、疲労を感じさせる。しかし精製された炭水化物化合物の食品の代わりに全粒穀物を食べることで、より多くのエネルギーを得ることができる。しかし、過ぎたるは及ばざるが如しで、全粒穀物は過剰に摂取するとセロトニンの過剰な分泌をまねき、眠気を誘う。朝食に全粒穀物の食品を摂るのがよい。
▼赤いライトを使う。明るい光は脳を覚醒させるという。ニューヨークの照明研究センターの研究によると、赤い色のライトの光は人間の脳を目覚めさせるという。これに対して、青い色のライトは人を落ち着かせるため、夕食後は青いライトで読書をしてリラックスし、午後の仕事の時には赤いライトで脳を目覚めさせて仕事の効率を向上させるのがよい。
▼午後3時に新しい事を学ぶ。ミシガン大学の研究によると、午後3時には眠くなりやすいという。元アメリカ航空宇宙局(NASA)研究員、、疲労管理の専門家、ジョン・キャドウェイ(音訳)博士は、この時間に、例えば仕事に関連する文章を読むなど、新しい事を学ぶと元気が出るという。
▼庭弄りをする。ドイツの研究によると、庭弄りが好きな人は、座ってばかりの人に比べて活力があるという。土を掘るなどの動作は人体を刺激し、目覚めさせる。
▼歌を歌う。歌を歌うことは人間を興奮させ、エアロビをするのと同じぐらいの効果があるという。仕事に疲れたら立ち上がって、好きな歌を歌うと頭をすっきりさせることができる。
▼耳たぶをマッサージする。耳たぶにはたくさんの経絡とツボがある。親指と人差し指で10秒マッサージするだけで、眠気を吹き飛ばす効果がある。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年5月9日