3日間に渡り開かれた、第9回中国国際国防電子展が11日、中国国際展覧センターで幕を閉じた。同展示会において、中国軍需企業がさまざまな最新型の電子製品を出展した。新型海上作戦指揮システム、近距離防空作戦システム、対ステルスレーダー、新型無人機などが登場した。解放軍報の報道を引用し、京華時報が伝えた。
中国電子科技集団の展示ブースでは、近距離防空戦車が注目を浴び、多くの見物客を集めた。この「光盾総合光電防御システム」と呼ばれる防空装備は、レーダー、光エレクトロニクス、電子戦などのシステムを集約し、低空飛行する航空機やミサイルなどの目標の位置を正確に測定し、敵の攻撃能力を破壊できる。展示ブースの関係者は、「同システムは、敵の航空機のナセル、センサー、光学誘導ミサイルのシーカーを対象に使用される。自軍に攻撃を仕掛ける目標に、正確な攻撃能力を失わせることが目的だ。同システムの最も典型的な特長は高い集約度で、対空偵察レーダー、対空捜索レーダー、電子光学測定器を集約し、アクティブ・パッシブの測定手段により、自軍に攻撃を仕掛ける目標が来る方向を正確に判断できる」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月12日