中国公安部(省)出入国管理局が主催、国際移住機関(IOM)と香港特別行政区入境事務処が共催して開かれた「2014年国際出入国検査フォーラム」において、中国の出入国検査の待ち時間は、95%が25分以内であることが公表された。人民日報が報じた。
国連世界観光機関(UNWTO)の統計データによると、2013年の世界全体の国際観光客数は延べ10億8700万人に達し、2012年比5%増加した。中国公安部出入国管理局関連部門は、中国出入国検査分野の専門化、法治化、情報化の「三大支柱」の建設を協力して進めてきた。現時点で、400以上の「自動化ゲート」を設け、自動化ゲートの利用対象をさらに拡大しており、一部の口岸では、72時間以内滞在のビザ免除プログラムを実施している。また、国内279カ所の口岸の出入国検査現場の標識統一化を実現、全検査官の検査手順も規範化された。
世界30カ国・地域および国際機関の代表70数人が同フォーラムに出席、今回初めて書面形式で「出入国検査サービス共通基準」が取りまとめられた。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年5月26日