中国国家質量監督検験検疫総局が3日発表した情報によると、ニコン全額出資の輸入販売子会社である尼康映像儀器銷售(中国)有限公司は同日より、2005年6−10月に中国大陸部で販売されたデジタル一眼レフカメラのD50、D70、D70s、D100に使用されたリチウムイオンバッテリー「EN-EL3」をリコールすると発表した(計9725台)。新華網が伝えた。
今回のリコール対象製品は、稀に発熱し電池が変形し、場合によっては発火の恐れがあるという。同社はリコール対象製品の電池を無償交換する。
同局によると、同社は2005年11月8日の時点で、上述した電池のリコール情報を発表し、一部の対象製品の電池を交換した。しかし一部の製品(ニコンの統計によると計9725台)が依然として回収されておらず、安全リスクが存在する。これを受け同社はリコール情報を再発表し、問題となった電池が使用されている製品のリコールを実施した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月4日