2014年6月11日  
 

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「第6回AKB48総選挙」 中国のファンはどのように投票したのか? (3)

人民網日本語版 2014年06月11日17:46
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■報われた中国人ファンの努力 一方、詐欺のトラブルも発生

出資者の正確な数はわからないが、ある掲示板の管理者が6日に今回集まった総金額を発表したところによると、第1弾は1万5000票分の計67万元(約1099万円)で、その後さらに2万票(金額は未発表)分が集まったという。資金集めを行った淘宝のショップでは、1元(約16.4円)の純粋な支援型商品や、10元(約164円)の支援型商品(アップルジュースなど)、55元(約903円)、60元(約985円)の正式投票カードが販売された。1000元以上の高額支援はQQで連絡を取って行われた。投票シリアルナンバーを獲得した後、掲示板では親切にも技術オタク的な投票掲示板が設置されるほか、掲示板の管理人が勉強に忙しい人や大学受験準備中のファンのために色々と工夫するといった現象が見られた。こういったファンたちの努力は、7日に渡辺麻友が1位になったことで、すべて報われた。ネット掲示板や他のサイトなどでも多くの渡辺麻友ファンが狂喜する姿が見られた。しかし喜びの一方、思いも寄らないトラブルも起こった。今回の資金集めの過程で、詐欺にあって無駄になった票が500枚も出てしまったのだ。(購入した投票シリアルナンバーがすでに投票されたものだった)このため、来年は集団での資金集めには参加せず、直接投票券を買って自分で投票すると宣言するファンも現れている。

■指原莉乃が前回トップに立ったのは、中国ファンのおかげ?

まさに大学受験同様、喜ぶ人がいれば、悲しむ人もいる。昨年は、指原莉乃が奇跡的に1位を奪ったことで、多くの議論が起こった。ある日本メディアが「第5回AKB48選抜総選挙」で1位になった指原莉乃に集まった15万570票のうち、9108票が中国ファンによるものだったと暴露したが、当時、ネット上でもAKB48の32枚目シングルの総選挙投票用シリアルナンバーカードが大量に出回っていた。9108票を金額に変換すると、計1457万2800円に達する。この数字は昨年人々を大いに驚かせた。そして、最終的に1万4000票の差が大島優子の2連覇を阻み、2位に甘んじさせた。これまで2連覇が達成されたことがない総選挙だが、今年は史上初の2連覇を狙う指原莉乃が速報段階で暫定トップに立った。しかし、最終的には渡辺麻友に1万7900票差をつけられて2位に終わった。会場では、目に涙をためた指原莉乃が、「本当に悔しいです。正直、すごくすごくすごく悔しいです。でも、ちょっと挫折があった方がいいので」と悔しさを露にしつつも、「来年再びトップを狙うので、ファンはこれからも引き続き応援して欲しい」と語った。


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