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中国の海外旅行者、2014年には1億1400万人に

人民網日本語版 2014年06月11日16:33
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中国旅行研究院とショッピング案内を提供するグローバルブルー社が共催する、「中国海外旅行発展年次報告書2014」発表会、および海外旅行の消費をテーマとするフォーラムが、10日に北京で開かれた。同報告書は、「中国人の海外旅行は2014年も高度成長を維持し、規模が前年比16%増の延べ1億1400万人に達すると見られる。海外旅行中の消費額は、18%増の1400億ドルに達するだろう」と予想した。人民網が伝えた。

同報告書の内容は下記の通り。

中国は2013年に、世界最大の海外旅行市場、世界一の海外旅行消費国としての地位を固めた。海外旅行者数は前年比18.0%増の、延べ9819万人に達し、海外旅行中の消費額は26.8%増の1287億ドルに達した。人民元レートの上昇、ビザ制度の規制緩和、特に秩序ある発展を促す政策により、海外旅行の発展にとって有利な環境が生まれた。市場規模と消費能力の拡大により、海外旅行は世界の観光業界に対する中国の影響力を強化した。

市場が拡大を続ける中、海外旅行の市場の需要と実際の消費が大衆化・多元化している。旅行者の出処は、1線都市から2・3線都市や中西部地区に移っている。また観光客の約7割が個人旅行を選択しており、ホテルは中クラスが最も人気を集めている。ショッピングの対象は高級品から大衆的な実用品に移っている。

海外旅行市場の急速な変化は、関連産業の変革を促している。市場で勝ち残り競争力を高めるため、価値を巡る競争が普遍化している。オンライン旅行サイトの急発展により、実店舗の役割が弱まっている。資本の介入に従い、海外ツアー業者の総合性・専門性の二極化が激しくなっている。

中国の経済・社会の発展、「旅行法」の旅行市場・産業への積極的な影響により、中国の海外旅行市場は2014年も高度成長を維持すると見られる。その規模は前年比16%増の延べ1億1400万人に、海外旅行中の消費額は18%増の1400億ドルに達する見通しだ。

中国旅行研究院の専門家チームが作成した同報告書は、中国海外旅行市場の発展の現状、業界の最新の話題を反映する、2003年から毎年発行され続けている旅行報告書だ。同報告書は中国旅行研究院の年次報告書の一つとして、マクロ・ミクロ分析を融合し、市場調査とインタビューを結びつけ、総括と話題の分析を組み合わせることを重視する。同報告書は中国の海外旅行の発展に関する、最も権威ある、情報量が最も豊富な報告書だ。同報告書は2009年より中国語版・英語版を発行しており、国内外の観光部門、関連する旅行会社と研究機関に対して、全面的かつ深く掘り下げた情報を提供している。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年6月11日

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