新聞出版広電総局は北京で14日、新しい2014年版取材記者証への切り替え作業を今月15日から10月30日まで実施することを明らかにした。新版記者証の発行対象となるメディア機関には、今回初めて、オンライン報道サイトが試験的に組み入れられることとなった。また、申請者と申請者が所属するメディア機関に対して、保守義務誓約書と職務遂行にあたっての情報守秘義務同意書に署名することを、初めて求めている。新華社が伝えた。
新聞出版広電総局新聞報刊司の担当者は、「2009年版記者証を所持する記者および申請条件を満たす取材・編集担当者は、所属するメディア機関を通じて、申請書を提出することができる。切り替え作業は、中国記者網のオンライン審査システムを通して進められる。旧身分証は、切り替え期間中も有効。切り替え作業が終わると、全国の記者約25万人が全員、新版の記者証を携帯することになる」と話した。
2014年版記者証は、長さ107ミリメートル、幅77ミリメートルで、20種類の偽造防止技術が取り入れられた。表紙の色はダークブルー、明るいシルバーカラーの中華人民共和国国章と、中国語・英語で表示された「新聞記者証」の文字が印刷されている。年度定期検査のページには、特殊な印刷技術が用いられ、報道カメラマンによる祖国の美しい山河を撮影したクラシックな写真5枚が採用されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年7月15日