2014年7月17日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>経済

サービスアウトソーシングが発展、雇用促進効果を生む

人民網日本語版 2014年07月17日15:42

中国商務部は15日に定例記者会見を開き、2014年1-6月の中国商務運営状況を発表した。沈丹陽報道官は、「今年上半期、中国のサービスアウトソーシングが高い増加率を示し、その雇用規模も安定的に拡大した」と語った。中国新聞網が伝えた。

今年上半期、中国のサービスアウトソーシングが急成長を実現した。中国商務部サービス貿易司の統計データによると、中国が2014年上半期に調印したサービスアウトソーシング契約は8万7507件、金額にして522億1000万ドルに達し、前年同期比の増加率が35.3%に達した。そのうち契約履行金額は36.2%増の372億ドルになった。国際サービスアウトソーシング契約金額は28.0%増の349億6000万ドル、履行金額は31.1%増の253億4000万ドルになった。

米国、EU、中国香港、日本は、国際サービス業務を購入する主要市場となった。中国が2014年上半期に米国から請け負ったオフショアサービスアウトソーシングの履行金額は60億8000万ドル(全体の24.0%)、EUは35億4000万ドル(14.0%)、香港は34億8000万ドル(13.7%)、日本は26億8000万ドル(10.6%)に達した。

モデル都市の産業集積の効果が発揮された。21のサービスアウトソーシングモデル都市の2014年上半期のオフショアサービスアウトソーシングの契約額は28.8%増の319億4000万ドル(全国の91.4%)、履行金額は32.2%増の229億8000万ドル(90.7%)になった。モデル都市の産業集積・けん引の効果が強く示された。

サービスアウトソーシングの雇用規模が安定的に拡大した。中国の2014年上半期のサービスアウトソーシングの従業員は32万4000人に達し、そのうち大卒者が22万8000人となった。2014年6月末時点で、中国のサービスアウトソーシング企業は2万6277社に、従業員は568万6000人に達した。そのうち大卒者(専門学校卒を含む)以上の学歴を持つ従業員が378万7000人となり、全体の66.6%を占めた。

ITアウトソーシング(ITO)が中心的な地位を占めた。中国が2014年上半期に請け負ったITOは全体の53.3%、ナレッジプロセスアウトソーシング(KPO)は32.9%、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)は13.8%を占め、ITOが中心的な地位を維持した。知的財産権の調査、分析学およびデータマイニング、医薬・バイオテクノロジーの研究開発および試験など、KPO事業が急成長している。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年7月17日

関連記事

コメント

最新コメント

アクセスランキング