中国環境保護部(省)モニタリングセンター、浙江省経済・情報化委員会、浙江省環境保護庁、浙能集団が共催する、石炭火力発電超低排出新技術専門家シンポジウムが7月21日に浙江省杭州市で開かれ、中国初の100万kW石炭火力発電所超低排出プロジェクトの排出量が発表された。人民日報が伝えた。
「超低排出」は、浙能集団が独自に開発した「多種汚染物の高効率・同時除去集積技術」により実現する。同技術を使うことで、浙能嘉興発電所の7・8号機の煙突から排出される粉塵・二酸化硫黄・窒素酸化物という主要汚染物の排出量が、国家基準よりそれぞれ84.6%・70%・6.3%減少し、クリーン発電の天然ガス火力発電所の排出基準を下回るほどになった。特に極小粒子状物質(PM2.5)の排出量が濃度にして0.3㎎/立方メートル未満となり、除去効率の実測値が85%以上に達した。同技術はすでに国家知識産権局(知財局)に特許出願し、受理されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月22日