中国交通運輸部(省)はこのほど、西蔵(チベット)自治区交通運輸業務座談会で、西藏の初期段階の交通運輸体系が完成したとの見方を示した。同自治区の拉薩(ラサ)市を中心に、国道214号線、109号線、219号線の「縦3本」と、藏北線・国道318号線、藏南線の「横2本」、同自治区の南部から国境地帯に向かう道路「6本」を主な骨組みにし、空港5カ所、国道・省道の幹線道路20本、工場・鉱山、林業などの専用道路74本、数多くの農村の道路を基礎にした、同自治区の中心、東、西にある経済エリアに向かう道路網だ。人民日報が報じた。
同部は、2020年までに、同自治区の道路の総距離を計11万キロにし、三級以上の国道の割合を65%にし、全ての県や村にアスファルトの道路を通したい考えだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年7月28日