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CCTVの春晩の総監督 今年は8月に発表へ

人民網日本語版 2014年07月29日13:42

毎年7月末になると、中国中央テレビ(CCTV) の「春晩」(春節を祝う中国の国民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当)の次の総監督が発表される。しかし、今年は2015年の総監督が誰なのかに関して、何の情報も発表されていない。華西都市報が報じた。

「15年の総監督は誰なのか?いつ発表されるのか?14年に総監督を務めた馮小剛 (フォン・シャオガン) 監督のように、CCTV外部の人が招聘されるのか?それとも内部から選ばれるのか?」などが、多くの人の関心の的になっている。そんな中、同番組の製作に長年携わっているスタッフが28日、取材に対して「来年は閏月(旧暦において加えられる『月』。これによって1年が13カ月となる)があるため、春節が2月中旬になる。そのため、春晩の総監督の発表も、例年より1カ月ほど遅くなる。それでも、監督の選出業務は秘密裏に始まっており、8月中旬か下旬には発表できるだろう」と説明した。

また、「14年の総監督に馮監督が、副総監督に人気コメディアンの趙本山 (チャオ・ベンシャン) が選ばれたように、15年も外部から招聘するのか?」との質問に対して、「私は答えられない。今は、総監督の選出に関する推薦を、同番組の担当者が上部に伝えている段階で、具体的な事は内密」と話した。

昨年、CCTVは7月12日に、総監督として馮監督を、副総監督として趙本山を選出したことを発表した。同番組の総監督にCCTV外部の人が選ばれたのはこれが初めてだったため、当時は中国のほぼ全てのメディアが、大きく報道した。ただ、馮監督が総監督を務めた春晩に対しては、評価が分かれた。視聴者にとって最も印象的だったのは、中国のトップ舞踏家ヤン・リーピン (楊麗萍)のめいに当たる小彩旗(シャオツァイチー、15)が4時間踊り続けたことだった。そして、コント・漫才系の演目が例年に比べて少なかったことに関しては、視聴者からブーイングがあがった。視聴者からは、15年の総監督に巨匠・張芸謀(チャン・イーモウ)監督を推す声が上がっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2014年7月29日

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