2014年3月11日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

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専門チーム設置してイメチェン図る中国のニュース番組

 2014年03月11日16:18
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 作品の中に製作者からのユーモラスなメッセージや隠しコマンド、隠しコンテンツを組み込む手法「イースターエッグ」を採用しているハリウッド映画も多いが、最近、中国中央テレビ(CCTV) のニュース番組「新聞聯播」でも「イースターエッグ」が組み込まれ話題になっている。成都商報が報じた。

 第12期全国人民代表大会(全人代)第2回会議と中国人民政治協商会議第12期全国委員会第2回会議(「両会」)が3日、北京で開幕すると、CCTVのニュースセンターは「微博(ウェイボー)」のオフィシャルアカウントに両会の特別コーナーを立ち上げて、中国全土のネットユーザーに「両会」に何を期待しているのかを聞いた。4日、あるネットユーザーは、両会に対する期待や祝福の言葉を込めた「砂絵」を同スレッドに投稿。同日夜、「新聞聯播」の番組終了前に、その「砂絵」が紹介されると、「最も芸術的なエンディング」と視聴者からの大きな反響を呼んだ。

 元々厳粛なイメージのある「新聞聯播」だが、2014年に入ってから様々な変化が見られている。立春の日には、終了前に子供のパンダ4匹を映し出すなど「サプライズ」を提供し、「庶民派」へとイメージチェンジを図っている。10日、筆者はCCTVの総合チャンネルのニュース編集部の李風・部長らに、イメチェンに至ったエピソードを聞いた。

  砂絵の作者は女子大生

 4日の「新聞聯播」の終了前に紹介された砂絵では、駿馬が「中国の夢」に向かって走る姿や「北京·両会」という文字の下に北京にある「天安門城楼」などが次々に浮かび上がった。そして最後には手をつないで走る子供2人の上に虹がかかり、「幸せな家庭」と書かれ、創造性に富んでいた。

 砂の上に慣れた手つきでさまざまな場面が描かれていく様子に、「作者は一体だれなのだろう?」というのが多くの視聴者の気になるところとなっていた。筆者はついに、この絵の作者が広西チワン族自治区にある大学に通う女子大生・梁向華さんであることを突き止めた。

 梁さんは、「砂絵を専門に学んでいるわけではない。砂絵は純粋に趣味で、習って1年そこそこ。CCTVに使ってもらえただけでも誇らしく思う」とし、「日中は授業に出て、夜は家庭教師をしている。だから、夜の10時に砂絵教室に行って習っている。(同作品は)2日間練習して、最後に事務所に残って録画して動画を製作した。そして、3日にネット上にアップし、両会に対する祝福の思いを伝えた。CCTVの目に留まるとは思ってもいなかった」と語った。

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