新疆維吾爾(ウイグル) 自治区烏魯木斉(ウルムチ)市で開催中の第4回中国ユーラシア博覧会で2日午前、シルクロード経済ベルト共同建設説明会、重点プロジェクト契約調印式が開かれた。調印された国内経済協力プロジェクトは、前回の博覧会を33件上回る203件に達し、金額にして2006億800万元(約3兆4360億円)に達した。人民日報が伝えた。
今回は大型プロジェクト、優位資源転化プロジェクト、労働集約型プロジェクトの契約が中心となり、電力、化学工業、アパレル、物流、不動産、文化・観光など13の投資先が含まれた。
メインフォーラムの一つ「巴克図フォーラム」が、ウルムチ市で開催された。国内外の専門家、約100社の企業代表が、シルクロード経済ベルト、総合保税区、農産物通関グリーンルート、国際的な複合機能区の建設や海外旅行などの内容について議論した。
巴克図口岸(出入国検査所)は、新シルクロード経済ベルトの北のルートで重要な交通中枢としての地位を占めており、カザフスタン、ロシアの8つの州、10の重点工業都市に影響を及ぼす。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年9月3日