世界観光都市連合会が主催する「2014年北京香山観光サミット」が4日午前、北京市豊台区の園博園で開幕した。今年の観光サミットのテーマは「世界の観光都市:市場と協力」。38カ国・地域の82都市、44の観光関連機関、計126の法人会員の代表が出席している。また、今回初めて、観光商談会も開催される。
世界観光都市連合会は、北京が発起し、世界各地の有名観光都市や観光関連機関が自発的に結成した非政府・非営利の国際機関で、本部は北京に設けられた。設立当初は58機関だった会員数は、今では135機関に増えた。
4日に開かれた世界観光都市連合会理事会では、2015年観光サミットのホスト都市に立候補している都市によるプレゼンテーションが行われた後、投票によって、モロッコのフェズとラバトの2都市が共同開催することに決まった。北京香山観光サミットが、連合会の本部所在地である北京以外の都市で開催されるのは、この2015年が初めてとなり、連合会の国際影響力が徐々に高まっていることを示している。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年9月5日