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中国初の水中考古調査船、沈没船調査に向け青島を出港

人民網日本語版 2014年09月05日13:26

中国初の水中考古調査船「中国考古01号」が、9月4日に山東省青島市から初めて出港した。これは中国が初めて独自に開発・設計・建造した水中考古調査船で、中国の水中考古専用設備の水準が世界トップレベルに達したことを象徴する。同船は初航行で遼寧省丹東港に向かい、沈没船の調査を実施する予定だ。人民日報が伝えた。

同船は、中国国家文物局と重慶長航東風船舶工業公司が建造した。中国国家文物局水中文化遺産保護センター長の柴暁明氏は、「同船の全長は57.91メートル、幅は10.8メートル、高さは4.8メートル、航行速度は12ノットで、30日間の連続航行が可能、総工費は約6000万元(約10億円)で、主な作業海域は中国沿岸部と西沙諸島沖だ」と説明した。

同船は1カ月余りに渡り、丹東港で沈没船の調査を実施する。これまでに、丹東沖の地中3メートルの場所から、巨大な鉄の物体が発見されていた。調査隊の潜水作業により、海底面から木板、鉄板、石炭、火薬桶の一部などが発見された。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年9月5日

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